今回は「指」を施術することが「からだ」の柔軟性を出し、痛みのない状態で生活していくために必要という内容です。
動画で内容をご覧になる場合はこちらからお願いします。「指の施術理由」
目次
人間の行動は「指」スタート
私たちは物を取る際やスマートフォンを握る際に「指」から動かしていきます。僕は「肩」や「お腹」で物を取る方を見たことがありません。
指には柔らかさと硬さが存在し、PC作業が主流になりキーボードを打つには「指」を使うため、多くの方は指が硬い状態です。
あなたの指は硬くなり捻れている
お腹や心臓をからだの中心とすると、指は末端になります。人は末端で物を掴み、操作することを日々繰り返しています。毎日長時間繰り返し行っていることで、指は硬くなり捻れてきます。
自分の指を一本一本眺めてください。真っ直ぐ伸びている人は、ほとんどいません。示指(人差し指)は、かなり回旋して捻れています。
指の捻れは「からだ」の不調を引き起こす
指が硬くなり捻れることで、しなやかに物を掴むことや操作することができなくなります。末端の指ではなく、中心である「からだ」の腰や胸を捻るようになり、からだの使い方が変化していきます。その繰り返しが過度な負担になり、腰痛や背中の痛みを発症させます。
隠れ続ける痛みの原因
指の硬さが原因で腰痛や背中の痛みなどが発生しても、気づくことは容易く(たやすく)ありません。むしろ痛みの出ている部位を直接揉んだり、ケアすることが多く見られます。
からだは硬くなるだけでなく、指まで硬くなり続ける一方です…。本来の原因である「指」は症状の裏に隠れてしまい、一向に治せる状態にはなりません。
柔軟性は【末端から中心へ】伝わっていく
指が硬くなり捻れることで、からだが硬くなり捻れていく。つまり末端(指)から、中心(からだ)へ硬さが伝わっていきます。逆に考えれば末端(指)がしなやかであれば、中心(からだ)は柔らかくなるということです。
指先から、からだの柔軟性は生まれる
僕は指先のしなやかさが、からだの柔軟性を生むと考えています。
末端から中心までの繋がりが頭に入っているからこそ、細かい指先を調節していきます。からだはストレッチで柔軟にしていくだけでなく、関節や靭帯のつながりも含めて見ていくことで柔軟性が引き出されていきます。
皆様にとって何かの参考になれば、うれしいです☆また次の内容でお会いしましょう!