アーキュレイトボディのキムラです。
最新のストレッチの認識について、シリーズ化し記載していきたいと思います。
先日最新の研究をされている方の動画を拝見しました。
日頃お客様の身体の変化を見させていただくことで、
僕も薄々感じていた疑問がありました。
疑問に対して明確に数値になって記されていたことで、腑に落ちた部分、知らなかった事実に驚きました。
みなさんにも美容に対する認識を改めて考えていただくために、動画を参考に記事にしております。
参考動画の講師
中村雅俊様(西九州大学リハビリテーション学部リハビリテーション学科 理学療法学専攻 専攻主任)
参考動画「BODY SKILL SEY」より。
目次
ストレッチでは痩せない
世間一般的にはストレッチに対して、良い効果が全面に押し出されている傾向にあります。YouTubeを見ていても「ストレッチで00キロ痩せる」など過剰なタイトルを目にすることもあります。
ですが、ストレッチ痩せることはありません。体型が変化することもありません。
ストレッチでのカロリー消費問題
「えー!わたし寝る前ストレッチで痩せるって動画やってますから、痩せてると思います!」
痩せるにはカロリー消費の必要があります。寝る前ストレッチでは、息を切らすほどの動きはやってないと思います。むしろ寝る前に行うことで、段々とからだは眠くなっているはずです。
「だってストレッチをすると、何だか動いている感もあって汗もかくから痩せるんじゃないの?」
すいません、痩せません。動いてる感は、筋肉が伸びて気持ちよくなっているだけです。汗は、その場の温度が高くなっているだけでストレッチで血流改善したわけではないからです。
ストレッチ中は血流が悪くなる問題
最近僕も学んだのですが、ストレッチの最中は血管が潰されることで血流は悪くなっています。一体どういうことなのか、水の出ているホースを例に説明していきます。
血流の良し悪しを水の出ているホースで例えると
血管はストレッチの最中は押し潰されて、血流が悪くなります。これは水の出ているホースを押し潰した時と同じく、水の出が悪くなります。
その後ストレッチをやめることで、止まっていた血液がドバッと流れて、血流が良くなった気がしているのです。潰していたホースを解放すると水の出が良くなるのと同じです。
なので、ストレッチのどこを切り取るかで血流の良し悪しは変わっていきます。じゃあストレッチは血流に関係ないのか…というと、実はいい効果をもたらしています。
動脈硬化改善に効いてくる
ストレッチで筋肉を伸ばして、戻すという刺激は血管にとてもいい効果をもたらします。血管に刺激を与えることによって、動脈硬化を防いでくれる働きがあります。ようやくいい面が出てきました(T ^ T)♡(待ってました)
動脈硬化の予防のストレッチ
残念ながら血流改善効果なし。体型改善効果なし。はわかったけど、せめて動脈硬化の予防には、どのくらいストレッチしたらいいのよ!
世代別のストレッチタイム
若い世代は一ヶ所につき30秒!30秒以下は効果なし。(30秒以上も成果は同じ)
高齢者は一ヶ所につき60秒!60秒以下は効果なし(60秒以上も成果は同じ)
僕は間をとって、40-45秒やることにしました。
強度は痛いくらい
酷ですが、ちょっと痛いぞ…。くらいの強度で行わないと効果が出ないそうです。この痛み、当店にお越し頂いている皆様なら大丈夫だと安心してます!!
感想
なんとも衝撃的な内容でしたね!この研究結果には、僕もそんなバカなと思うところもありました。
内容は良い方面ばかりだけでなく、効果の薄いものもハッキリ言うところに信頼がおけます。
このストレッチシリーズはまだ続きますので、次回の内容をお楽しみにしてお待ちください。