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なりたいお尻はどこが引き締っていますか
「美尻」と聞くと皆さんの頭の中にはどんなお尻をイメージしますか?
ほとんどの人がキュッと引き締まり、\プリッ!!/ とハリ感のあるお尻が浮かび上がってきたのではないでしょうか。
一般的に考えられがちですが、目に見えているお尻だけを考えていて、お尻までの「肋骨のくびれ」やお尻からの「スラッと伸びた脚」までは関係しているとは想像できなかったと思います。
「え!?そんなこと聞いてないじゃん!」となるのも分かりますが、筋肉だけを見て引き上げよう、引き締めようとしているとガムシャラに時間を使うだけになってしまいます。
イメージした美尻は関節が「動作」をした結果の「筋肉」
筋肉は身体を変える上で非常に大切であり、ご自身の身体でも目に見えやすいので内臓などの存在より分かりやすい部位になります。筋肉は美容と切っても切れない存在であるのですが、知ろうとする存在ではないかも知れません。
どうでしょう?「筋肉ってなんだろう」と考えた方は多分あまりいないと思います。ただ、筋肉を理解することで美尻及び、美ボディを手に入れることができますので、まずは筋肉がなんぞや。ってことを勉強していきましょう。
筋肉は、一言で
「関節を動かすバネ」
です。
「関節」は骨と骨が動く場所、「バネ」は伸び縮みする繊維です。
人の身体の「行動・動作」は、関節の動きの連続です。筋肉は骨から骨に付着していますので、行動・動作は、バネ(筋肉)の伸び縮み連続と言えます。筋肉はそれ単体では動きません。「動作」を行うことで始めて、縮んで伸びるという働きをします。
お尻で考えると、動いている時はお尻の筋肉の「臀筋」が働きます。
皆さんが頭の中や写真で見ている美尻は骨盤を前傾させた屈む「動作」したお尻です。
反らせない状態で立っている美尻はあまり見かけませんよね。見ているのは屈曲動作、つまりお尻を突き出した状態と言えます。
お尻を引き締めるのは、筋肉 < 骨格 から始める
立っているだけでも美尻になるには「骨」が決め手
お尻の筋肉群は数多くあります。そして、その筋肉は、骨盤と総称される「仙骨」「寛骨」「坐骨」に付着しています。
立っているだけでお尻の筋肉を美しく魅せるには、この骨盤の位置と姿勢や股関節の動きが決め手になります!
この骨格の位置や動きが出来ない人は、ただの大きいお尻になってしまっています。
上の写真は骨盤の位置が正しく、股関節の可動域が正常であり、臀筋群の働きもスムーズなため美尻の条件が揃っています☆
重心が足の母指球で捉えられているかが判断基準になります
出っ尻の美尻!?
下の写真は最初にお話した骨盤を反らした状態でお尻を出っちりさせた写真です。美尻と勘違いされやすいタイプです。
臀筋群を意識して大きくしている人に良くありがちの姿勢で、骨格や股関節の動きが正常でないため、結果的に腰や背中に痛みの代償が出やすくなります。
また、お腹もぽっこりになる可能性が高いです…。(T_T)
重心は、捉える位置が踵(カカト)になってしまいます。
美尻になる手段の順番を正しく知ってこそ、質の高いお尻が手に入る
引き締ったお尻には「筋肉」も当然必要であり、効かせる必要があります。
ただ「骨格」にも着目をすることの大切さを覚えていてください。単純にキレイ見えるだけの美尻ではなく本物の美尻を目指しましょう。
おさらいです!筋肉は骨についているからこそ骨の位置、関節の動きを先に整える必要があります。
骨も筋肉も大切にして正しい知識で身体に向き合っていった結果が美しいお尻の人になります☆