目次
熟睡ができるセロトニンって何ですか?
セロトニンとは、脳の「脳幹」から出るホルモンです。セロトニンは分泌されると、
やる気やメンタルに関わってくるホルモンです。別名で「幸せホルモン」と呼ばれています。
セロトニンの取説
心と身体の疲れは、セロトニン不足が原因
疲労回復のために休日は寝たはずなのに、朝の目覚めが悪く、体が重く、やる気も湧かない…
そればかりか、頭痛や腹痛、イライラなど不定愁訴が起こるときもあります。
それが続くと、身体の異常を疑って病院でチェックしてもらいます。明確な異常が
認められない場合は「様子を見ましょう」という診断が下されることもあります。
これ実はセロトニンが関係しています。つまり脳疲労が原因です。
例えば、朝の目覚めをコントロールしているのは脳です。脳幹にあるセロトニンが朝の
目覚めと共に活動を開始します。脳を覚醒状態にして、ネガディブな気分を解消させて、
体を活動モードに切り替えます。更に体温と血圧を上げて、代謝を活発な状態にします。
しかし、セロトニンが起床時に働かないと、意欲が湧かず、気分も落ち込み、
体も活発に動きません。この状態では、朝から心と体は疲れを感じています。
セロトニンはどうやって出すの?
セロトニンの分泌のタイミングは様々あります。
・リズミカルな運動・咀嚼・日光・笑う・入浴・瞑想(マインドフルネス)など、
これらの行動が引き金となり分泌されます。
セロトニンを正常に合成、分泌される活動を僕は「セロ活」と呼ぶことにしています。
このセロ活は、誰でも、自分1人で、いますぐ始められます。
朝にセロ活を行うだけで脳の疲労が回復し、気持ちが安定した1日を過ごすことができます!
朝散歩で、セロトニンを倍に増やす
セロ活の中でも、僕が実践しているオススメな方法があります。1度で2度おいしいセロ活です☆
それは起床から1時間以内に15〜30分程度の散歩をすることです!
朝の散歩は・リズミカルな運動・日光を浴びるの2つができます。朝散歩によってその日1日を、
気分良く、やる気を持って過ごせるようになっていきます。
起床から1時間以内が効果を発揮する
朝に日光を5分浴びることで、脳が朝だと理解して、頭が冴えてきます。体内時計を適切に
働かせることができます。そうして夜に正しく眠気が来ることで、睡眠の質が上がります。
正しくセロトニンが働いていれば、体が目覚めてから、15−16時間後に眠気が出ます。例えば、
7時起床して日光を5分間浴びたら、22−23時には眠気がきて睡眠ができるようになります。
15−30分程度の散歩が脳を活性化しビタミンを作る
朝に日光を5分間浴びることで脳は朝だと理解し活動を始めます。さらに、日光を浴びる時間を
長くすると脳や体内に良い効果が発揮されていきます。
①日光を15分浴びることで、脳のセロトニンが活性化
②日光を20−30分浴びることで、体内でビタミンDを生成
ビタミンDはカルシウムのバランスを整えるのを手伝ったり、骨の健康を保つのに働いています。
免疫力アップ効果やガンや糖尿病、自閉症、妊娠しやすい体作りなどに
期待できるという報告もされるようになってきています。
ここまでセロ活ができれば入眠のために準備は整っています☆
しかし、注意して頂きたいことがあります。
③日光を30分以上を超えて浴びると、セロトニン神経が疲労して逆効果になります。
すでに行っていて、健康体であれば朝散歩は毎日でなくても構いません。
散歩時間も15分程度で十分です(^^)
今から行う方は、最初の週に15-30分を1週間続けてから、自身のペースで行っていきましょう☆
朝のセロトニンは、夜に睡眠のメラトニンになる
朝に散歩や咀嚼などで、沢山のセロトニンを出すことは、活発に1日を過ごしていけるようにと
説明してきました。全ては、夜に熟睡するためです。実は、睡眠を管理しているホルモンの
メラトニンは、セロトニンが材料となっています。
睡眠ホルモンであるメラトニンについてはこちらに乗せておりますので興味のある方はご覧ください☆
朝からセロトニンを出すことができれば夕方ごろから、メラトニンへと変わるのです。
よって睡眠の質が上がります。つまり、朝のセロ活により睡眠の準備が整います☆
このセロトニンとメラトニンのホルモンは、沢山出すことを継続しておこない、習慣化する
ことでお互いの神経強化に繋がります!
脳や身体と心のために、良い影響を与えあっていたんです☆
朝少し早く起きるのは、大変だと思います。
ですが、熟睡できないのは、この朝の起き方にありました。
大切な体のために少し早く起きて、夜はしっかりと睡眠を取る生活を手に入れましょう☆