睡眠と免疫力の関係性
体力の回復には、寝るのが一番!と耳にしたことがあると思いますが、
睡眠は、免疫力に凄く関わっています。
年齢関係なく、自分の身を細菌やウィルスから守る最大の武器が免疫力です。
また昨今は、細菌やウィルスに対して全世界の人々が気をつけていますね。
ウィルスの攻撃にも対抗できる免疫力をコントロールしているのが、睡眠になります。
睡眠は2種類の状態がある
睡眠には浅い眠りと深い眠りという2種類の状態があり、入眠中、互いに繰り返されています。
レム睡眠は、夢を見ている浅い眠りの状態です。脳が起きていて、体は眠っている時間です。
レム(Rem)睡眠の正式名称は、Rapid eye movement(急速眼球運動)で、
眠っている間でも眼球が動いている状態になります。
成長ホルモンを出すノンレム睡眠
深い眠りのノンレム睡眠は、その逆で、眼球が動いておらず脳も体も眠っている時間になります。
夢も見ず、熟睡している状態です。
このノンレム睡眠が特に大切です。それは、入眠して1番最初に入るノンレム睡眠時に、
グロースホルモンが分泌されるからです。
人は、このグロースホルモン分泌により免疫力高めています。
つまりノンレム睡眠は、免疫力の要になるのです。
短時間睡眠は、短命になる
日本人は睡眠が下手!?
免疫力をコントロールしている睡眠ですが、日本人は世界一、睡眠偏差値が低いんです!
人は、7−9時間の睡眠が1番脳にも体にも良いとされています。
国別の平均睡眠時間になりますが、フランス8,7h・アメリカ7,5h・日本6,5h。
その中でも、6h未満は40%の方もいます。皆さん残業続きの仕事や
終わらない家事で寝れてないんです。
私達は、睡眠時間が1時間少なかったことは、朝少しだるいかな程度にしか思わません。
つまり免疫が落ちている自覚症状がないんですね…。
この1時間短い睡眠は、身体の中に負債として蓄積していきます。
結果的に、短時間睡眠が、命の危険を及ぼすことになるのです。怖い!
睡眠負債は、寿命を縮めるリスクがある
短眠の日々が続くと、脳や体にダメージ(疲労)が蓄積されます。
このダメージの利子は、とにかく大きい!週末の寝溜めなどでは、返せない負債になります。
これが睡眠負債の恐怖の始まりです。
寿命だけでなく、他にもデメリットがあるのでご紹介します。
恐怖①「肥満」
先ず太る確率が上がります。睡眠負債により、
食欲を抑制するレプチンが下がります。逆に、食欲を増加させるグレリンが上がります。
恐怖②「糖尿病」
糖分を下げるために分泌するインスリンが悪化します。
恐怖③「高血圧」
自律神経が乱れ副交感神経が効かず、交感神経が優先し続ける。
この恐怖の蓄積は、短命になるというデータも出されています。
寝れないとう言うことは、起きれなくなる可能性が出てくるのです。
分かりやすく言うと、短時間睡眠=短命になってしまうのです。
いい睡眠が私達を守る盾になる
睡眠が、体力回復と命を守る免疫力をコントロールしています(^^)
1日でも早く最高の睡眠を取れるようにしましょう♪