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この記事では、糖類の依存度の怖さとその対策をご紹介しています。
現代人は、糖に囲まれている
パソコン画面を見ながらチョコレートをパクパク。
一息つくのに、カフェオレを飲むなんてことは、日常茶飯事ですよね。
炭水化物を抜いた糖類は、1日の摂取量が推奨されているのをご存知でしょうか?
砂糖などの摂取量に関しては、世界的にも注意喚起されています。
WHO(世界保健機関)が勧告する糖類の危険性
1日当たりの糖類摂取量(炭水化物別)を全カロリーのうち5%未満にすべきと推奨
WHO推奨の摂取量は、成人および小児も同じなのです。なぜなら、砂糖類を摂取するにあたり
体と心にはリスクを負うことが研究の成果で明確になっているからです。
1日の糖類は、これだけしかダメなんです…
1日の糖類を計算する場合、男女の平均摂取量の間を取って仮に2000kcalにします。
この場合5%未満だとすると100kcalになります。
1日の摂取量が100kcalのカロリーって言われてもピンとこないですよね。
分かりやすくすると、加糖の缶コーヒーが1本分になります。
それだけしかダメ!?と驚かれた方はすみません。更に追い討ちをかけて、
自然と口にしている物を例にご紹介していきます。
5%は、簡単にオーバーしてしまう
100kcalカロリーを更に見てみましょう。
プリンなら1つを食べ切ってはいけません、加糖のカフェオレなら3/4しか飲めません。
カップのアイスは半分、菓子パンは1/4までと摂取量が限られてきます。
砂糖を使用したものは、口にする機会が多く5%未満を守ることが非常に難しいです。
なぜこんなにも甘い物を欲してしまうのでしょうか。理由は、依存性の強さにあります。
糖は、薬物と同じ依存性
糖の依存度は、薬物レベル
アメリカのニュージャージー州にあるプリンストン大学で行われたラットを使った実験では、
砂糖の過剰摂取には明らかに依存性があることが示されています。
多量の砂糖を摂取するとラットの脳内では、コカインやモルヒネなどの依存性薬物と同じように
神経科学的な変化があったことが明確になったそうです。
つまり、糖の過剰摂取は薬物同等の依存性があり、脳内に興奮や後に虚無感を生み出します。
ストレスなどを受け、心が不安定な時こそ甘みへの欲望は高まりますよね。
糖の依存性には、お茶の間のスターも苦しんでいます…
渡辺徹さん
渡辺徹さんは、仕事のストレスから暴飲暴食を繰り返し20代で体重が120kgに。
ダイエットを繰り返し血糖値のコントロールがうまくいかず、30歳で糖尿病に。
2021年現在も週3回の人工透析の治療を受けている。
参考資料:チーム医療推進協議会 https://www.team-med.jp/archives/active/interview_watanabe
甘い物は、人生の彩に
デザートなど糖類は、美味しくて幸せな気持ちにさせてくれます。
いとも簡単に、脳内快楽の物質を届けてくれますから。
ですが、ここまで読んで頂いた皆様は、甘い物にリスクがあるのもお分かり頂けたと思います。
それでも我慢できない時は→
甘い物も置き換えすればカロリーオーバーを守りながら甘さを感じることができます♪
江崎グリコのSUNAO(スナオ) 発酵バター
豊かな味わいを大切に、豆乳や小麦胚芽、食物繊維など、こだわりの素材を使用されています。
糖質を調節し、50%オフの低糖質クッキーになっています。
森永製菓さんのマクロビ派 アーモンドとクランベリー
マクロビ派は精製砂糖ではなく、てんさい糖を使用しています。てんさい糖は、てんさい菜から
糖分を抽出し、ろ過して煮詰め糖蜜を乾燥させてできています。
体に優しい成分でできているだけでなく、コンビニなどでも手軽に購入できます♪
糖類は取りすぎてはいけませんが、人生において食生活を彩り、楽しむことは必要です☆
体と心を豊かにする人生を、一緒に送りましょう♪