年齢問わず廃れることのない美容のテーマ「脚」「お尻」「腹筋」「くびれ」…
今回はくびれのお話をさせて頂きます。
目次
くびれは、見た目に騙されないで
僕の感覚値ですが、世間の方が思うくびれ作りには、お腹を鍛えて引き締めていくイメージが強いように感じます。実際SNSやメディアでもくびれができる筋トレ動画が多く存在します。
筋トレは楽をして、できる訳ではありません。ですが、くびれの仕組みを知らないまま、動画の内容を行うのは遠回りになってしまう可能性があります(゚o゚;;
くびれの位置は、へその横ではない
くびれとは、どこを指すのか認識されていますか。くびれは、肋骨と骨盤の間にできます。おへその横ではなく、肋骨のすぐ下にできます。下記の画像に赤線で、くびれ位置を記しています。
くびれは骨格と深い関係があります。
骨格によって、くびれ作りは異なります。
くびれの作りやすい骨格
上記左側の画像のように、くびれは肋骨と骨盤の位置が近い人ほど作りにくいです。位置が近い人ほど、筋肉群の伸びる隙間がなく内臓も含めて横に広がりやすくなっています。
反対に、画像右側のように広い人ほど、くびれは作りやすいです。隙間ができ、筋肉群なども伸びやすく形を整えやすくなります。
くびれ作りには肋骨と骨盤の広がりが必要になり、肋骨と骨盤を広げるためには、姿勢(背骨)が大きく関係してきます。
くびれがなくなる。現代人の生活姿勢
2022年現代の生活において、パソコンやスマホを使わないことはありません。仕事でもプライベートでも、利便性から使わざる得ない環境です。
担当させて頂いているお客さんにも、PC作業中の座り方を気にされる方が多くいます。座り方を聞かれた際に、肋骨と骨盤の位置を気にされる方は数える程度です。
座っている状態は、意識し続けない限り、背骨がつぶれてしまっています。当然僕自身もです。
つぶれてしまっている、日常姿勢を下記画像にて記載しました。
意識をしていても長時間座っている状態では、坐骨で座れずに腰を倒して座っています。左の画像では、肋骨と骨盤の位置は近い(狭い)状態ですね(゚o゚;;
さらに、肋骨と骨盤の位置が近いまま、右の画像のように立ち上がります。
座っている時よりは肋骨と骨盤は少し広がりますが、股関節は屈曲したままになっています。わかりやすく言うと、脚が曲がったまま立ち上がっています…。
股関節の曲がった状態の立ち上がりが、背骨をつぶして、くびれを遠ざけるようになります…
くびれができない歩き方、まるでロボット歩行
長時間座っている方の多くは、股関節が屈曲したまま立ち上がり、そのまま歩きだします。当然、肋骨と骨盤が近いまま歩いているのです。くびれどころか、普通に歩くことさえできていません。
僕の私観ですが、まるでアシモさんが歩いているように現代の方は見えてきます!
例えるなら、関節の動きが繊細に表現しずらいロボットのような歩き方とおなじです!(◎_◎;)
骨がつぶれた状態で歩き出すのでは、その後に無理に姿勢を修正しても遅いのです(T . T)
脚から、背骨を伸ばしていく
くびれを作りやすい骨格にするためには、肋骨と骨盤の位置を広げる必要があります。
位置を広げるためには、背骨を伸ばしていく必要があります。背骨を伸ばすためには、背骨から四肢の手や脚を遠くに離していく動きが必要です。
上記に画像は、立ち上がって骨盤を左右に開かないようにしながら股関節(脚)を後ろにまっすぐ伸ばしている動きになります。画像では、左脚を後ろにまっすぐ伸ばしています。
座り仕事の方は、立ち上がる度に、一回ずつ股関節を伸ばす動きをつけていってください。背骨を伸ばし、くびれ作りのために1日1回ずつから始めていきましょう☆
脚を伸ばしていく効果
背骨は、肋骨と骨盤の位置を広げて、くびれ作りに大きく関わります。
背骨のつぶれやゆがみは、肋骨と骨盤の距離が縮めてしまうだけでなく、お腹周りの代謝を悪くし、老廃物が溜まりやすい状態を引き起こしてしまいます。
背骨から股関節(脚)を伸ばしていくことで、お腹周りの代謝を良くし、老廃物が流れる状態を作ります。背骨が伸びてくることで、姿勢が安定し、引き締まりやすいカラダになっていきます☆
今からやる人と、見ている人では1ヶ月後、3ヶ月後大きな差がカラダに表れますよ(^o^)